抗がん剤治療を終え、少しずつ髪が伸びてきたものの、「いつウィッグを外せばいいのかわからない」「夏の時期、ウィッグが暑くて蒸れるのが辛い」と悩まれている方は多くいらっしゃいます。

今回は、実際に抗がん剤治療による脱毛を経て、長期間ウィッグを使用されていたお客様が、エクステをつけてウィッグ卒業を叶えた事例をご紹介します。

ウィッグの暑さと不快感からの解放

気温が高くなる時期、ウィッグを一日中被り続けるのは大きな負担となります。

少しでも早くウィッグを卒業したいというご要望に対して、現在の短い地毛の状態からエクステをつけることで、その日のうちに自然なロングヘアへとスタイルチェンジすることが可能です。

エクステをつけることで、頭皮の通気性が格段に上がり、日常生活をより快適に過ごせるようになります。

短い地毛でも不自然にならないエクステ技術

「髪が短い状態でエクステをつけても、地毛と馴染まないのでは?」と不安に思われるかもしれませんが、適切な技術を用いれば問題ありません。

今回の施術では、以下の種類のエクステを組み合わせて使用しています。

・編み込みエクステ:約20本
・シールエクステ:約40〜50本

頭の部位や地毛の長さに合わせて編み込みとシールを使い分けることで、前から見た時にも短い地毛が飛び出すことなく、想像以上に綺麗な仕上がりを実現します。

また、エクステごと持ち上げてアップスタイルにしたり、自然に耳にかけたりすることも可能です。

表面の髪が伸びにくいお悩みについて

抗がん剤治療後の髪の伸び方には個人差があり、特にトップ(表面)の髪の毛は伸びが遅い傾向があります。

今回は全体の長さ出しのみの施術を行いましたが、もし表面のボリューム不足や薄さが気になる場合は、髪の毛1本に対して2本のエクステを結びつける「増毛エクステ」という技術を組み合わせることも有効です。

表面の薄さをカバーしつつ、全体のシルエットを整えることができます。

エクステをつけ替えながら「地毛のロング」を目指す

エクステをつけたからといって、それが最終ゴールではありません。

大切なのは、エクステでおしゃれを楽しみながら、ご自身の髪を育てていくことです。

最初は短い状態からエクステをつけ、地毛が伸びるのに合わせて定期的にエクステをつけ替えていきます。

少しずつ地毛が伸びてくれば、最終的にはエクステ自体も卒業し、ご自身の髪だけで美しいロングヘアを楽しむことができるようになります。

これまでも、同じように短い状態からスタートし、エクステのつけ替えを経て地毛のロングヘアを取り戻したお客様がたくさんいらっしゃいます。

ウィッグの卒業時期に迷われている方や、現在のヘアスタイルにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。